当事者の日テレ&小学館に「経緯の説明」求める声|セクシー田中さん

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 TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「重版出来!」(ともに2016年)など、原作のある作品を手がけた経験のある脚本家・野木亜紀子氏が5日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、日本テレビ系ドラマ「セクシー田中さん」に端を発する原作者と脚本の問題について、日テレと小学館の対応を望んだ。
 「日テレ、小学館、脚本家‥正式な謝罪が未だになされない現実を鑑みると、恣意的な”いじめ”ともとれませんか?」という投稿に対して、野木氏は「いじめなんていう話ではなく、クリエイター個人が、会社同士の原作ビジネスの犠牲になっているという話ではないでしょうか。海猿の佐藤先生のお話も、そういうことだと感じます。」と返答した。
 出版元である小学館の担当者も厳しい状況であることを認めた上で「両社ともこれ以上不幸が起こらないようにとは考えているだろうし、それは当然と思います。個人の責任を追求するということではなく、条件面での掛け違いがあったのならなぜそうなったのか、経緯説明が必要と感じます。」と、“犯人捜し”ではなく、日テレ、小学館からきちんとした説明があるべきとした。
 芦原さんの訃報を受け、日テレは追悼するとともに「原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。」とコメントを発表。小学館も追悼コメントを発表している。
 野木氏は「どちらも大企業で、原作ビジネスで散々金儲けしておきながら、問題が起きたら個々のクリエイターに責任ぶん投げて終わりなんて、そんなことある?そんなことないと思いたいので、このままなかったことにはしないでもらいたいのです。」と重ねて両社に求めた。<抜粋>
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d9a16592c8ddf9ac6a5ce160689461b07b8d4919


記事の要約
  • 芦原さんは今月26日、自身のX(旧ツイッター)でドラマ化するなら『必ず漫画に忠実に』と依頼したにもかかわらず、「毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出されていました」と同局や脚本家らとの相違があったと告白。結果として9話と10話の脚本は8話までを担当した脚本家ではなく自身が書くことになったことを明かした
  • 昨年12月に脚本家 相沢友子氏がインスタグラムで「脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しました」とつづり、「脚本家の存在意義について深く考えさせられるものでした」「どうか、今後同じことが二度と繰り返されませんように」などと投稿
  •  芦原さんは28日、経緯を告白した26日の投稿を削除し、「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」とコメントを残し行方不明に。29日栃木県で遺体で発見される
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この記事への反応
名無し
名無し

  • 原作者というか出版社側が守ってやらんと会社と個人でやるのは個人が疲弊するだけ
  • 日テレの対応はありえないよな。散々、「会見を開け」だの「説明責任を果たせ」だの言ってきた放送局が自分たちがやらかした途端、適当なコメントを出して終わりとか
  • 事の発端は脚本家のインスタだけど、脚本家がそこまでの不満を抱いた原因はどこにあるのかは、明らかにすべきだと思う
  • 出版社とテレビ局が経緯の説明は勿論で脚本家が自身のSNSで原作者の悪口を公に掲載して原作者虐めを誘導した末の原作者自殺なんだから
  • テレビ局はこういう体質改めないとまた死人が出るし企業はスポンサーを離れていく
  • 是非とも小学館・日テレは社外の「第三者委員会」を組織し、あらゆる調査権限を付与した上で徹底的な調査と組織改善に努めていただきたい


SNSやらで著名な方々がこの件について見解述べはってるんやけど、日テレも小学館も全くのだんまりやん

芦原さんがお亡くなりになった直後にコメント残したきりだよね

これ、どっちも、このまま説明果さへんままフェードアウトするつもりやろ

小学館からしたら連載中の人気の漫画家先生を失ったことは計り知れないと思うけど・・・何のアクションもないのは何でだろう

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コメント